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猿田和三という男

実際のスクロールの挙動は、プレビュー/公開ページでご確認ください
【秋田県庁時代の先輩OBが制作してくださいました】
さるた和三の秋田県庁時代の先輩OBの方が素敵なプロフィール動画を作成してくださいました!この動画では、さるた氏のこれまでの歩みや想い、そして秋田県への熱意がぎゅっと詰まっています。長年共に働いてきた先輩が感じた「さるた和三」の可能性を、ぜひご覧ください! このようにたくさんの応援をいただけることに心から感謝しています。皆さまの力が、秋田県を変える原動力になります!(動画の終盤には、作成者である先輩OBのお孫さん3人の可愛らしい写真も登場しています)

秋田の未来を語り合う会
猿田和三御礼あいさつ

実際のスクロールの挙動は、プレビュー/公開ページでご確認ください
さるた和三が6分間のスピーチで語ったのは、秋田への熱い想いと未来への決意です。

私は昭和38年に秋田市に生まれ、育ちました。18歳まで秋田で暮らし、東京に出て、大学を卒業して、昭和63年に戻ってまいりました。野球を通じて多くの先生、監督、友人、先輩、後輩に恵まれました。
大学三年生の秋、将来の就職をどうするかといったときに、東京の多くの先輩たち、日本を代表する一流企業の皆さんから誘いを受けました。商社、不動産、銀行。「世界を舞台に、日本の経済の発展のために一緒に仕事をしようじゃないか。君ならできる。」と声をかけてもらいました。
私はその時、いや待てよ、日本の経済を支えているのは地方じゃないですか。ふるさと秋田もそのひとつだ。その思いで秋田に帰ってきました。
県庁に入り36年間でございますが、ほぼ2/3は、現場第一、走り回ってきました。今、この混沌とする世界情勢、頻発、激甚化する自然災害の中で、わが秋田県には、日本の経済社会の発展のために大きな役割が与えられていることはいうまでもございません。エネルギー問題、そして食糧の安定的な供給。秋田県が果たす役割はますます大きくなっております。
しかしながら、本県がこうした厳しい環境の中で、直面している人口減少問題をはじめ、さまざま課題を克服していくことが必要であります。これを克服しているための県政の舵取りは極めて難しく、重要で、そして一刻の猶予も与えられません。私は多くの皆さんから、「頑張れ。この秋田を発展させるために努力すべきじゃないか。」と声をかけられ、激励を受け、この難しい課題に県政の舵取り役として、これまで培った経験と皆さんから頂いた信頼とネットワークを、恩返しをするつもりで、フルに活かして、この職務にまい進していることが私の運命であるという思いに至りました。
「安全で安心な秋田」。災害に強い秋田のために減災、防災を進めます。誰がどこにいてもサービスを受けられるための医療、介護、福祉の供給体制を整備します。子どもたちを安心して育てることができる環境も整備します。そのための従事者もしっかりと応援していきます。秋田のポテンシャルを若い人たちが思い切ってチャレンジできる秋田。基幹産業である農業の振興。米をはじめとして農産品の世界への販路の拡大に取り組みます。再生可能エネルギーの地産地消によって新たな産業をつくり、そしてここに世界から人と知恵を集める大学院を誘致します。そのことによって「希望に満ちた秋田」を作ります。
この二つの秋田を作るのは誰かということでございます。お互いを尊重し、誰もが意見を述べることができる、性別を問わず、年齢を問わず、県政の発展に参画できる「みんなでつくる秋田」。そのためにはスポーツの振興、芸術、文化の振興によって、世界から人を呼び込み、秋田県民もそれによって元気になって。「みんなでつくる秋田」をつくり上げます。
秋田に生まれて、育ち、学び、働き、秋田で生きていくことが、本当に私は誇りを持てる、その秋田をつくっていくために、県民の皆さん一人ひとりに寄り添い、県民の皆さんの声に真摯に耳を傾け、全身全霊を傾けてこの職に邁進して行く覚悟でございます。
秋田はまだまだ進化できます。何とぞ、皆様には引き続きご指導ご鞭撻、そして絶大なご支援を賜りますようお願いを申し上げますとともに、今日ご参会の皆様のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げまして、御礼の挨拶といたします。みなさん、本日は誠にありがとうございました。

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